Jump off the stage of Shimizu
「清水の舞台から飛び降りる」ということわざがあります。
12m。約ビル4階分に相当する場所から飛び降りるというのは相当の勇気がいりますね。
なぜそんな言葉があるのか調べてみると「清水寺には高い崖に張り出して作られた舞台があり、その崖から飛び降りると所願成就のときに怪我をせずに済み、もしくは死んで成仏できるというわれ、身を投げる者が絶えなかった」からだそうです。
実際200人以上の人が禁止令が出るまで飛び続けたというのだから驚きです。
けれどその気持ちもわからないではありません。人は自分の手に余る悩みを持つと不思議と神頼みというものをしたくなるものです。
もし飛び降りて助かったのなら、祈願が成就されなくても加護がある、と思い改めて生きていくことができるのではないかと思ったりするのではないでしょうか。
この清水の舞台は懸造りという建築様式で建てられていて、なんと釘が一本も使われていないといいます。
不思議ではありますが、「貫」と呼ばれる横木を通して接合してあるため、釘は必要ないということだそうです。
ただいま清水寺は50年に一度の大改修に入っており、本堂はシートに覆われいつもの姿を見ることができません。
とても残念ですがいつもは見られない姿を見るのもまた一興ではないでしょうか。
次は50年後。そう考えるとこれが最後の機会になるかもしれません。
音羽山 清水寺 京都府京都市東山区清水294
撮影 2018年10月
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