湯島の駅から徒歩3分。
ゆるやかな坂を上っていくと現れる洋館は明治29(1895)年に建てられた
西洋木造邸宅です。
三菱を創設した岩崎家の三代当主、久彌氏の邸宅は洋館、撞球室、日本家屋によって成り立っています。
設計したのはジョサイア・コンドル。鹿鳴館やニコライ堂を設計しています。
洋館は主に接待のために作られていたらしく客室が多く残っています。
ジャコビアン様式(イギリスのジェームズ1世時代(1603~25年)の建築・工芸様式)を基調にし、ルネサンスやイスラムのモチーフもふんだんに使われています。
内部の撮影が禁止のためお見せすることができませんが、
ゴシック様式のように華麗で重厚な階段など一見の価値があります。
個人的には洗面所の陶器、便器にロイヤル・ドルトンが使われていたのがツボでした。
撞球室はまるでスイスの小屋のような建物でここはガラス窓から内部をそっと覗くことができます。
六義園、清澄庭園もかつては岩崎家が所有していた邸宅跡です。
三菱財閥の力は強大だったのですね。
2019年現在、旧岩崎邸は修理中ですので全景を見ることはできませんがぜひ一度お出かけください。
旧岩崎邸 東京都台東区池之端1-3-45
撮影 2015年3月
☆協力会社・作業員随時募集しております♪☆
お問い合わせは以下からか、会社電話orメールにて受付けております。
info@yotsubishi.co.jp